ソフトコンタクトレンズの素材と特徴
ソフトコンタクトレンズは、水分を含んでやわらなくなるという特性のあるプラスチックを使用して作られてり、この含水タイプのヒドロキシエチルメタクリレートを使われているものが多くあり、相反して水分を含まない非含水タイプのものもあります。高含水タイプのレンズは、レンズの水分を含む割合である含水率が50％以上あり、水分を多く含むので酸素の透過性が高くなって、レンズが厚くなります。
一方低含水タイプのものは、逆に水分が少ないのでレンズは比較的薄いと言えます。乾燥しにくには、低含水のレンズのもので、これは水分を多く含まれたものである程、蒸発するとされる水分量が増加して、その分涙を吸収してしまう為とされています。尚、素材の含水率と酸素の透過性の深い関係性はなく、レンズが薄い方が酸素の透過性が高いとされており、含水率だけで良し悪しの判断は出来ません。それらに加えて、最近では酸素の透過性が高いシリコーンハイドロゲル素材のレンズも人気を集めています。シリコーンハイドロゲル素材は、水よりも酸素透過性が高く、多くの酸素が目に行きわたるので、充血が起こりにくく、素材自体によって酸素を通すことが可能である為水分を必要としないので、水分が蒸発しにくく乾燥しにくという利点があると言えるでしょう。